11月6日に北九州メディアドームで、北九州市立泉台市民センターの生涯学習市民講座として実施している『いきいき子ども講座 きらきらキッズ泉台2021』の一環としてバックヤードツアーが開催され、小学生の児童やその保護者の方々28名が参加してくれました。
まずは、審判棟や選手宿舎を見学、公営競技の仕組みや、公営競技が暮らしの中でどのように役立っているか(若戸大橋の無料化、先日の世界体操の運営に活用...)等々の説明を受け、普段競輪で選手が走るバンクへ移動し、バンクの広さやコーナーの傾斜などを実際に中に入り歩いたり、コーナーに登ったりして体験してもらいました。
バンクでは小倉競輪所属の秋永共之選手による競輪や自転車についての説明と中井大介選手、市橋司優人選手、原口昌平選手、林慶次郎選手による迫力ある走行を間近で見てもらい、その自転車にまたがってみたりと触れ合いながら、子供達のたくさんの質問に選手も一生懸命答えて楽しい時間を過ごしたそうです。
西日本新聞さんと日刊スポーツさんにも記事にしていただきました。
公営競技がどのように社会とつながっているか理解してくれて、僕たちの競輪をより身近に感じてもらえたら嬉しいです。
それではキッズの皆さん!
今回のバックヤードツアーのサブタイトルは「身体で感じろ遠心力!!」でした。
子ども達は壁のような斜面によじ登った後、目の前を猛スピードで駆け抜ける自転車を見て遠心力を体感できたと思います。
自分達が住む小倉が競輪発祥の地であることを知り郷土愛を育む(シビックプライドを醸成する)こと、公営競技が果たす役割を理解すること、選手の皆様や競輪に携わる職員さんと接することにより将来の進路選択の幅を広げること(キャリア教育)の3つが目的でしたが、全てクリアしたのでは?と手応えを感じています。
コロナ禍で我慢を強いられることが多い子ども達ですが、この時ばかりは目をキラキラさせて本当に楽しそうでした。
このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
選手の皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
泉台市民センター館長